フェスティバルとは

フェスティバル(英語 festival,fest,fests)またはフェスタ(イタリア語 festa)は、祭(祝祭・祭典)や祝祭日のこと。転じて、各種の催事(イベント)をも指す。芸術的なもの、宗教的なもの、季節的なものなどがある。 フェスティバルの語源は、ラテン語のfestivusから。

フェスティバルとは、お客が「見物」するタイプのものを言い、お客が「参加」するタイプのものをカーニバルと言う。

ロック・フェスティバル

ロック・フェスティバル(Rock Festival)とはロックを中心とした音楽イベントのことである。集客力増大を企図して複数のバンドが出演し、音楽ジャンルもロックに限らずポピュラー音楽全般を対象とすることが多い。

俗にフェス(Fes.)と略されることもある。

概要

現在は、主に屋外で大規模に会場を設営して行われることが多い。大音量を用いるため住宅地から離れた都市部の工業地域や埋立地などの空き地、あるいは郊外の牧場・スキー場・海浜公園などで行なわれている。屋内であった場合でもコンベンションセンターなどの大規模集客施設で行われる。

野外で大規模に行われるコンサートとしては、世界的には1960年代後半のウッドストックが始まりである。日本では当時集客力があったフォークソングの野外ライブが始まりであり、その後は集客力のある歌謡曲の歌手による野外コンサートもあった。

日本ではあまり集客力が無かったロックであったが、1969年に第1回「日本ロック・フェスティバル」が厚生年金ホールで行われた。その後、日比谷野外音楽堂において「日比谷ロック・フェスティバル」が開催されるようになった。現在のような郊外の野外で大規模に毎年開催されるようになった例としては、1981年から始まったロックンロールオリンピックがある。

バブル景気期の1980年代末になると、大型スポンサーを後ろ盾に外国のジャズやロックの著名なアーティストを呼んで行われる大規模な野外コンサートが行われるようになった。当時、日本のポピュラー音楽ではアイドル歌謡曲に代わってJ-POPが主流になり日本人出演者の野外コンサートでもその傾向が見られるようになった。

バブル崩壊でスポンサーを失い大型の野外コンサートは下火になるが、1990年代末になると1997年にFUJI ROCK FESTIVALが開催されたのをきっかけにRISING SUN ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、ROCK IN JAPAN FESTIVAL(以上、国内四大ロック・フェスティバル)など各地でJ-POPを中心とした音楽イベントが次々開催されるようになった。これらの音楽イベントはフェス、フェスタなどと略される。また開催される時期・季節によって俗に春フェス、夏フェス、秋フェス、冬フェスと称されるが国内四大ロック・フェスティバルがそうであるように多くは長期休暇を取りやすく気候的に適した夏季に開催される。一方、春フェスの代表として荒吐ロックフェスティバルがある。